朋和産業は多彩なパッケージを手掛ける企業

朋和産業はフィルム素材などを使った軟包装を軸に、さまざまなパッケージやそのデザインなどを提案している企業です。
その歴史を辿ると1962年に東京都墨田区に創業、1967年には千葉県に本社工場を完成させた後、船橋市に本社ビルを構える企業へと成長しました。
1986年には東洋化工包装株式会社の子会社化、その3年後となる1998年にはレンゴー株式会社が100パーセントの資本を出資するグループ会社となり、よりいっそう飛躍するための物流倉庫の増築などが行われています。

パッケージングを手掛ける力を持って海外へも展開していく企業

2000年代に入ると本社工場の増築やデザイン室の設置などが行われ、2007年には資本金を5億円に増資した後、新ジスグランデ株式会社の子会社化と吸収合併などが実施されています。
パッケージングを手掛ける力を持って海外へも展開していく企業であり、2010年には上海駐在所の現地法人化が行われているのも特徴でしょう。
2013年に入るとタイ駐在員事務所が開設され、2015年にはタイのTCフレキシブル・パッケージング社への出資、翌年には台湾支店の現地法人化がなされるなど活躍の幅を広げ続けています。
2017年に入るとマタイ朋和パッケージング株式会社を現地法人として設立する他、台湾に工場を完成させるなどの活動が広がる企業です。
近年でも手掛ける分野のは場を広げており、2020年には千葉県千葉市において関東物流センターを新たに開設しています。

朋和産業への就職するには?採用データ/業務内容/採用後の働き方をご紹介

朋和クオリティを掲げる朋和産業

朋和クオリティを掲げる朋和産業は、ユーザーのニーズに応え、ユーザーの要望以上の製品を届ける企業でもあります。
世界の情勢とともに日々変わっていくマーケットトレンドに対応し、新たなニーズを満たすための斬新な提案をしてくれるのもこの企業ならではの魅力でしょう。
上海をはじめとした現地法人を複数抱える他、台湾に工場を置くなど高い生産力を誇り、より良い製品をユーザーの元に届け続けています。
朋和産業の特徴にはマーケティングソリューションと商品開発、供給体制と品質への取り組み、そして環境保全活動への参加などが挙げられます。
これらの軸をしっかりと置き、日本はもとより世界各地のユーザーに高品質な製品を提供してきました。

マーケティングソリューションではニーズの調査からデザインまで幅広く手掛けている

マーケティングソリューションではニーズの調査からデザインまで幅広く手掛けているのがポイントでしょう。
消費者ニーズの分析や調査、市場や業界などの分析、インターネットを利用したアンケート調査などを行うマーケティングリサーチ、ブランド戦略なども行っているプランニング、そしてグラフィックデザインや形状デザインなど幅広く対応可能なデザイニング力を備えます。
これらに包装形態提案や企画書提案までを総括するプレゼンテーションが加わります。
商品開発で特徴的なのは、開封しやすさを追求する姿勢です。
コンビニエンスストアをはじめとした身近な店舗で使われているパッケージの多くは開封しやすさや利便性を追求して開発されたもので、環境負荷を減らす包材開発も行われています。
開封では開封機能付フィルムやエコカット、易開封包装などが代表的な例として挙げられるでしょう。

各地に自社工場を持つ朋和産業は供給体制に優れる

機能としてはレトルトパウチや特殊樹脂ラミネート、機能形態ではピロー形態や変形袋なども手掛けています。
各地に自社工場を持つ朋和産業は供給体制に優れ、高性能な印刷機を導入した圧倒的な生産力が魅力でもあります。
厳格な基準を設けた工場には多数のロボットが使用されるなど、省人化も行われいるのがポイントです。
パッケージデザインの提案から始まり、印刷と加工、そして品質管理に至るまで一括管理ができる体制は信頼性も高く、多くのシチュエーションで利用されています。

朋和産業は一貫したトレーサビリティシステムを設置

朋和産業は一貫したトレーサビリティシステムを設置することにより、高品質かつ安心安全な製品の提供を行うことでも知られた企業です。
品質への意識も高く、国内の3つの工場では国際規格認証も取得する他、全工程において品質計画と品質管理が実施されています。
パッケージの多くは食品に利用されており、包装材として食品に直接触れる特性を持っています。
そのため、食品工場をモデルに徹底した品質管理と衛生管理が行われ、異物混入の撲滅など厳しい管理体制が敷かれていることも多くのユーザーに信頼される理由の一つでしょう。
また、朋和産業は地球を守るための活動に参加する企業でもあり、環境保全運動にも参加しています。
省エネルギー化の推進や省資源化の推進、ペーパーレス活動の推進などを軸に活動を続けてきました。
大気汚染防止法や省エネ法といった環境保全に関わる法を遵守し、厳しい自主基準を徹底して守っています。

まとめ

これらの基準はミーティングなどで周知されるなど社員に共有されており、企業活動の一環として社会とコミュニケーションを取り、環境方針はホームページなどで開示されています。
多数の現地法人を持ち、魅力的なパッケージと多くの顧客を抱える企業として、今後も国際的な活躍が期待される存在です。

最終更新日 2025年7月28日 by koseyy

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