ポータブル電源は車中泊にも最適

ポータブル電源はバッテリー容量が大きく長時間にわたって使うことができ、持ち運んで移動することが可能な電源のことをいいます。

ポータブル電源とモバイルバッテリーの違い

いまでは生活のなかで身近になったものにスマートフォンなどを充電するためのモバイルバッテリーがありますが、一般にポータブル電源とよばれるものは、このような持ち運びの利便性は同様であっても、スマートフォン以外の多様な電化製品に対応しているところに相違があります。
たとえばモバイルバッテリーはUSB端子を通じてせいぜいスマートフォンのような小型の電化製品の充電をすることにしか使いみちがありませんが、ポータブル電源であればノートパソコンやテレビ、小型の冷蔵庫などといったものまで稼働させることができます。
もちろん機種によっても容量に違いがありますので一概にはいえませんが、これさえあれば電化製品を活用してひととおりの生活をすることも可能です。

ポータブル電源が活躍できるシーン

ポータブル電源が具体的にどのようなシーンで活用できるかについてですが、近頃人気の車中泊などはその一例といえるでしょう。
経済の低迷からホテルや旅館などへ宿泊するコストを縮減する流れが生まれていることもそうですが、いっぽうでは自然志向の高まりから場所を選ばずに宿泊が可能というより積極的なメリットもあることから、車中泊は多くの人々から支持されるようになってきています。
キャンピングカーのように最初から特別な設備のある車両ではなくても、近年登場しているワンボックスカー、あるいはより小型のワンボックスタイプの軽自動車などであれば、荷室の広々としたスペースを活用した車中泊が十分に可能です。

本体に付属しているコンセントからそのまま電化製品につなぐことが可能

ただしマットレスや毛布などは車内に容易に持ち込むことができたとしても、それ以外にも扇風機やヒーター、小型テレビ、湯沸かしポットなどの必需品を車内で利用するのはたいへんです。
もちろん車内のシガレットソケットを電源とすることは可能ですが、つねにエンジンをかけ続けるのは現実的ではありませんし、ボルト数などの規格も我が国で使われている一般的な電化製品とは異なりますので、専用のアダプターをとりつけていったん変換した上で利用しなければなりません。
このような場合にもしもポータブル電源があれば、本体に付属しているコンセントからそのまま電化製品につなぐことが可能となりますし、自動車本体とは独立しているので、エンジンを回し続ける必要もありません。

まとめ

特に密閉性の高い車内は温度調整が難しいため、車載クーラー以外にも冷暖房を確保しようと思えば不可欠の存在となります。

最終更新日 2025年7月28日 by koseyy

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